先生の1日の総勤務時間平均は、2013年の横浜市の調査では11時間27分、勤務時間外の労働は3時間30分もありました。

2019年度、横浜市との協定を結び、横浜市内の学校6校へ試験導入、実証検証を行いました。

欠席連絡の受付を全自動化することで、これまで先生方が電話で受付・集計をした場合と比較して年間500時間を削減。保護者様へのお知らせやアンケートのプリントを印刷・配布・集計にかかっていた年間1,500時間を削減。

こうした業務効率化によって、先生方の授業準備や自己研鑽、児童生徒やご家庭と関わる時間など、先生として本来やりたい仕事にかけられる時間を生み出すことができています。

子ども達に渡すプリントやアンケート、これまで印刷・仕分け・クラスでの配布と、家庭に届くまでに多くの工程を踏んでおり、さらにそれらの配布物が保護者様の手元に届く確証がないというとても非効率で不確実な作業が、50年前と変わらず行なわれておりました。

COCOO導入によりメールもしくは音声で保護者様へ一⻫送信し、それらを保護者様がそれぞれの方法で確認・返答を行うことが可能となり、効率的で確実な環境をご提供することができるようになりました。

不登校または不登校傾向児童生徒は推計約43万人(全体の13.3%)と 言われており、大きな社会課題の一つであると言えます。

様々な非効率な時間を削減することで、授業前や放課後の先生方の負担が削減され、先生方が児童生徒と向き合う時間をこれまで以上に増やすことが実現できます。

そういった先生方の負担削減・時間確保が一人でも多くの児童生徒たちに学校の楽しさを伝えていくきっかけになり、不登校の児童生徒を減らしていくきっかけになると信じています。